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信販系クレジットカード

信販系クレジットカード会社はこれまでクレジット業界を引っ張ってきました。しかし、大手のニコスが三菱UFJニコスに吸収合弁されるなど、業界再編の激動期に入っています。信販系クレジット会社にはカード事業が得意な会社もあれば、ショッピングクレジットなどクレジットカードを使わないビジネスが得意な会社もあります。

信販系クレジットカード取扱高

信販系クレジットカードの取扱高比較
信販系クレジットカード取扱高比較(1999年)

業態別にクレジットカード会社を比較すると信販系クレジットカードの取扱高が最も多いのです。ただ上記の取扱高比較グラフは1999年のもので、当時業界No.1だったニコス(旧:日本信販)は三菱UFJニコスと銀行系クレジットカードに転換し、流通系、銀行系という区分けも難しい状態になっています。
日本信販をはじめとする信販会社が日本でショッピングクレジットを始めたことが、一般消費者向けるクレジットの原型とも考えられ、クレジット隆盛の原動力とも言えます。
信販系クレジットカード業界も業界再編の波にもまれていて、業界最大手のニコスだけでなく「日本総合信用」と「東京総合信用」の合弁によるクオークの設立などまだまだ業界の垣根を越えた合弁・買収劇が繰り広げられそうです。

信販系クレジットカードの種類

割賦販売を始めた信販会社はクレジットカードの分割払いとの相性も良く、クレジット産業の代表的な業種です。信販系といわれる会社は全国に150社はあると言われています。その中で、業界大手の信販系クレジットカード会社を紹介します。

信販系クレジットカード

ニコスカード(三菱UFJニコス)
信販系クレジットカードでは売り上げNo1だったニコスカード(旧:日本信販)は2005年10月にUFJ銀行の子会社となりました。さらに2007年4月にはDCカードも吸収合弁して三菱UFJニコスと社名変更し銀行系クレジットカード会社に転換しています。
カードブランドとしては、ニコスカード、UFJカード、DCカードは存続しています。ニコスはクレジットカードの「NICOSカード」のほか、ローンカードの「マイベスト」、ショッピングクレジット、オートローンなども手がけています。
オリコ(オリエントコーポレーション)
オリコはニコスが銀行系に転換したため信販系クレジットカード会社では取扱高が首位になりました。特にショッピングクレジット、オートローンでは業界トップの取扱高があります。
オリコは提携カードの発行が多く既に3000を越える提携カードがあります。提携カードには自動車ディーラーや地域の専門店、商店街などがあります。
クオーク
クオークは元西日本に拠点を置く「日本総合信用」と東日本が拠点の「東京総合信用」が1999年に合弁してできたクレジット会社で、オリコに次ぐ規模があります。
合弁前の「日本総合信用」「東京総合信用」はどちらも三井住友銀行系のグループ会社だったので、合弁により事業の効率化が図られています。
ジャックス
ジャックスは函館での百貨店の信用販売からスタートしたクレジットカード会社です。ジャックスカードを前面に出したCMでも有名です。ジャックスカードは日本盲導犬協会カードを発行するなど高齢化社会や社会福祉部門への働きかけにも積極的です。
セディナ(旧セントラルファイナンス)
2009年4月セントラルファイナンスは(株)セディナに吸収合弁されました。セディナはオーエムシーカード、クオークなどの合弁会社でクレジットカード業界の再編により生まれました。
CFカードは800万人以上の会員があり、交通関係の提携カードが多く、JR東海、名鉄、JTBなどの提携カードを発行しています。
アプラス
アプラスは大阪を中心に信販業務を行っていた大阪信販が名称変更により現会社名になりました。アプラスは大手企業、中小企業のショッピングクレジットや自動車販売のオートローンが得意分野です。特にオートローンでは、輸入高級車のBMWやポルシェ、フェラーリなどを手がけています。クレジットカードではTSUTAYA Wカードを発行しています。

(参照:銀行系クレジットカード

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